Soulbop special edition@Billboard Live 大阪 |
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華やか。
華やか過ぎる。
何なのこの顔ぶれは。行かなきゃ。絶対行かなきゃ後悔する。
フュージョン黎明期にワタシのハートを射抜いたThe Brecker Brothers。
兄ランディ(tp)と弟マイケル(ts)のホーン・ユニットとして1974年にデビュー。
ワタシが彼らを知るきっかけとなったのが「Heavy Metal Be-Bop」というライヴ盤。
ロックというかジャズというかブルースというかファンクというか
つまりはまぁ、それがフュージョンなんだけど(笑)
世の中にこれほど爽快感を感じる音楽があったなんて!と鼻息荒くコーフンしたもんです。
兄弟それぞれ超売れっ子セッション・ミュージシャンとして大活躍で
カテゴリーを問わずいろんなミュージシャンのアルバムやライヴに参加してるので
名前を知らずとも彼らが奏でる音にはきっとみんな触れてるのです。
弟のマイケルはとても残念なことに2007年に病で逝去。
兄弟の絶妙な演奏は二度と聴けなくなってしまった。
後にランディはSoulbopというユニットをビル・エヴァンス(ts)と組む。
ビル・エヴァンスはjazz界の帝王マイルス・デイビスのバンドに加入。
ビル・エヴァンスといえばジャズ・ピアニストの巨匠ビル・エヴァンスと同姓同名で
デビュー当時は「なんちゅーまぎらわしい名前」なんて思ったものです。
そのSoulbopが来日すると。へぇー。
ん?
なんとロベン・フォード(g)、スティーブ・ルカサー(g)、そして現ローリング・ストーンズのベーシストであり、数多のセッションで超有名なダリル・ジョーンズも一緒じゃと?
頭の中でキラキラお星さまが回る。何度も彼らをいろんな組み合わせで観てるが
これだけの面子が揃うのは滅多に無いこと。
ロドニー・ホルムス(ds)、スティーヴ・ウェインガート(key)も一緒。
ということで
3月17日に行って参りましたビルボード・ライブ大阪。
平日しかも21:30pmスタートだったにも関わらず超満員。
ステージ右側の通路横に陣取る。
するとワタシのすぐ横を通ってメンバーが登場。あとで握手してもらおう!と心に誓う(笑)
Soulbopについては何も予習復習をしてなかったので
いったい何を演奏するのだろう。。と思ってたらなんと
The Brecker Brothersの名曲「Some Skunk Funk」「Straphangin'」「Inside Out」を!
(T_T)
もう二度とライヴで聴くことはないと思ってた。
マイケルの代りにビルだったけど誰がやっても名曲は名曲。
感動でウルウル。
伸びあるトーンのルカサーとペケペケしたブルース・フィーリング絶好調のロベンとの対比が面白い。
観客の半数がルカサー・フリークだったと思うが客寄せパンダという役割なのかどうか
ややオトナシゲのように思えたんだけど。
それでも彼がリードを取るたびにルカサー前に陣取った集団は狂喜乱舞、
まるで神を崇める光景。美しい(笑)
方や演奏も素晴らしいがスリムで背が高いロベンのカッコ良さったら。
デビュー間もない頃に一度観てるがあの頃はまるでアイドルのような容姿だった。

先に書いたように
ビル・エヴァンスはマイルス・デイビスとの関わりが深いが
それはダリルもロベンも同じ。マイルスに鍛えられ同じ釜のメシを食った仲間ということか。
どうでもいいけど「マイルス」と入力する度に「マイ留守」と変換されてやや鬱陶しい(苦笑)
そしてMiles Davis Groupの代表曲、「Jean Pierre」。
マイルスは存命中に一度観たいと思いながら叶わなかった。
ランディ、マイルスのようにトランペットにミュートをつけ、そしてこれは当然ビルの真骨頂。
流れるようなフレーズ炸裂。上手いよな〜。まぁ当然か。
特筆すべきは
ロドニー・ホルムス。
このドラマー、めちゃ上手い。
上手いというのは簡単だけど、何が凄いって、美しいのです。
ずっとロベンやダリルの陰になっててワタシからは叩く姿が見えにくかったのだけど
ソロの時、彼のスティックの動きがまるで両手に持った扇を次々花のように開いていくような
それはそれはファンタジーな手さばき。
そんなはんなりとした所作に見えて音はずっしり重いという
まるでマジックを見せられているようでした。
スタンディング・オベーションで演奏が終了。
メンバーがステージから降り
ワタシのすぐ横を通る。。。。この時を待ってました(笑)
ロベン・ダリル・ロドニー・ビル・ルカサー・ランディ・スティーヴと来る度に握手握手握手。
アンコールで戻ってまた帰る時に握手握手握手。
二回目にはロドニーに「カッコヨカッタ!」と言ったら「サンキュ♪」と頬笑み返しまでしてもらった。
いやー行ってヨカッタ!(結局そこかい)
横に居た人は自分の会社の名刺をルカサーに渡してたが
そんなとこで営業してどうする(笑)
外はほんわり春の夜。
音楽といえば何でも吸収しようと必死だったあの頃。
過ぎ去った懐かしい時代を思い返しながら
現実に戻る終電へダッシュしたのであった。
Soulbop special edition@Billboard Live 大阪



